8月23日、大阪地方最低賃金審議会、第350回総会が行われました。
大阪労連は、8月4日に大阪地方最低審議会からの答申に対して8月18日を中心に「異議申出」行動を行い、トータル208通の異議申出書を提出しました。また、総会前に谷町四丁目駅出口にて「最低賃金の大幅な引き上げ」を求めて宣伝を行いました。それぞれの弁士から「時間給が31円引き上がっても、生計費調査で出た金額には届いていない。」と訴えました。
審議では、労働者委員も「日程が限られる中で審議してきた。秋以降も物価高騰となり水準は充分でないが、大阪が1,000円を超えたことは前進したと考えているので、答申通り」と対応。公益委員も「異議申出についても、これまで慎重に審議してきた内容」とし、大阪府の最低賃金は、「8月4日付け答申どおり決定することが適当である」との答申を確定させました。
このことにより、今年の大阪の最低賃金は31円引き上げの1,023円が確定。事務局より10月1日より発効するとのアナウンスがありました。
大阪は、1,000円を超えましたがまだまだ不充分です。大阪労連では、今後も大阪の最低賃金を早急に1,500円以上の実現を求めていきます。