8月29日、「最賃体験者交流集会」を12人の参加で開催しました。
まず、青年部の西尾部長から、青年部で取り組んだ最賃体験について「今回は3つのパターン➀最賃体験(3人)②生活証言(3人)③生活証言で最賃金額に置き換える(健康で文化的な生活をする)(6人)で体験し、その中で医療費の負担が大きく、切り詰めていることやいろんな事がわかった」と報告はありました。
最低賃金審議会総会にて、意見陳述をされた全印総連の阿野書記長からは「意見陳述をする事になり他の意見陳述した2人から何百円上げて欲しいと言っていたが、自分は最賃体験で全く過ごせなく、かなりマイナスになり最賃では生活できないことを実感した。意見陳述では、やはり健康で文化的な生活には1,500円は必要だと発言した」と報告されました。
管理栄養士の染原さんから、食事メニューから摂取エネルギーの計算をしてもらい「若い時は、健康障害はないが、歳をとってくると体型がかわったり、女性だとホルモンバランスが崩れてくる、しっかり食べることが大事」と話されました。
また、最賃体験者から「最賃では、貯蓄が出来ないし老後も心配」「自分の生活の見直しが出来てよかった」「じりじりと上がる最賃のおかげなのか残業単価が上がった」「最賃の活動が、賃金の底上げになることがわかった」などの報告がありました。
最後に菅議長から最賃体験者へ記念品を進呈して交流会を終了しました。
2022年09月02日