8月16日、大阪地方最低賃金審議会の示した最低賃金引上げ額、『50円』に対して、大阪労働局へ14人が参加して異議申出行動（265通提出）に取り組みました。大阪の最低賃金審議会は8月1日、現行の1,064円を中央最賃審議会の目安通りの50円引き上げて1,114円にすると答申しましたが、物価高騰を後追いするだけで、最低賃金で働く労働者の生活改善にも、経済の活性化にもつながらないだけでなく労働者・府民の願い・要求からもかけ離れており、私たちの要求する時間給1,500円からも、かけ離れた金額と言わざるを得ません。参加者からも、「まともに暮らせる最賃額を」「最低賃金は年金にも影響してくる」「最賃体験からも生活は苦しい、再審議を」と、1人ひとりが思いを伝えながら、大阪労働局・賃金課へ手渡しました。また最賃署名についても個人署名339筆・団体署名24枚（累計：個人署名9804筆・団体661枚）を提出しました。この異議申出を受けて、大阪地方最低賃金審議会第361回総会は、8月21日に開催されます。