大阪労連は7月25日、大阪地方最低賃金審議会総会での意見陳述に合わせ50人以上の仲間が参加して猛暑の中「労働局前座り込み行動」を実施しました。民青同盟の園部(そのべ)委員長から「この物価の高騰で物が買えない、時給1500円は青年みんなの願い」と連帯の挨拶を受けました。意見陳述を行った大阪労連の三枝(みえだ)幹事は「多くの非正規労働者の暮らしの改善には最賃の引き上げが唯一の手立てです。昨日、50円の目安が出され、そのままでいくと大阪の最賃は1114円です。これでは生活出来ません。ふつうに働けば生活できる社会にむけて、大幅な最低賃金の引き上げを求めます」と力強く訴えました。8月1日、大阪地方最低賃金審議会から目安通りの50円引上げの答申が出されましたが、これでは物価高から生活を守ることはできません。引き続き大阪労連では異議申し立てなど行いながら、最賃1500円以上と全国一律最賃制度をめざし、運動を広げていきます。
2024年08月06日