3月5日（土）中之島中央公会堂で「なくせ原発！再稼動はんたい！３・５大阪大集会」が開催されました。原発をなくし、自然エネルギーを推進する大阪連絡会（略称：原発ゼロの会・大阪）が主催し、850名以上が参加しました。

集会ではふくしま復興共同センター代表委員の斎藤富春さんから、現在の福島の状況とともに、安倍政権による福島県民切り捨てと原発再稼働を許さない取り組みについて講演を受けました。また、福一原発事故により大阪へ避難され、原発賠償関西訴訟の原告でもある菅野みずえさんは「福島から避難している者として皆さんに伝えたいのは、原発事故は人ごとではないということ。高浜原発が再稼働したいま、皆さんは私になる一歩手前です。ともに再稼働を許さない運動を続け、広げていこう」と訴えられました。４つの団体から地域での運動報告のあと、原発ゼロの会・大阪として宣伝行動や署名など取り組みの呼びかけがあり、集会アピールでは「学習や宣伝・署名・対話をさらにすすめ、国民世論で安倍政権と電力各社を包囲していきましょう。原発ゼロ・自然エネルギー推進の政府をつくろう」と確認しました。集会後のパレードでは、手を振って応援する人や一緒にシュプレヒコールをしながらパレードに参加する人もおり、原発ゼロを求める世論の強さを感じました。