3月13日(日)「堺・介護ではたらくなかまの学習交流会パートⅢ」が開催され、16名が参加しました。今回は、「腰痛予防と介助のABC」と題して、訪問看護ステーション鳳で理学療法士をしている西野充さんを講師に、介助者にも利用者にも負担のかかりにくい方法について、実践を交えて行いました。介護ではたらく仲間にとって、日々の仕事の中で身体に無理な負担をかけ、腰痛を起こしてしまう人がたくさんいます。狭い部屋の中で利用者さんを安全に移動させなければならなかったり、利用者さんの動ける能力が限定されているなど、個々のケースによって事情は様々ですが、基本的な力の入れ方や動かし方を学ぶことができました。(中略)
学習会の後は班に分かれて交流。・・・「人手不足で、いまのベテラン層がいなくなったら成り立たなくなる」「人材確保、どうしてる?」「夕方の時間は調理や入浴など様々なサービスが重なるため、全員で動いてもカツカツな状況。「介護保険制度や総合事業でどうなっていくのか、自分の事業所の中では想像できない。学習していきたい」など、さまざまな気持ちや意見を出し合いました。
堺・介護ではたらくなかまの学習交流会は年2~3回開催する予定です。今後も介護の現場で役立つ学習・実習とともに、介護ではたらく者が意見を言い合える場を作っていきます。職場のなかまとお誘いあって、ぜひご参加ください!(おおさかヘルパー労組連絡会NEWSより)
2016年03月14日