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2023年08月07日

労働局前座り込みアピール行動 最低賃金1,500円以上と全国一律最賃制度の導入を!

7月28日、最低賃金審議会総会での意見陳述に合わせ、大阪労連は「労働局前座り込みアピール行動」を実施しました。70人を超える仲間が参加して「急激な物価高騰によって生活がひっ迫している」「最低賃金1,500円は必要」を労働局の職員や最賃審議会の委員などに訴えました。
審議会総会で山口佐知子さん(全国一般・法律関連労組)は「10数年前に、2年間非正規雇用で最賃での生活していたことがあります。そのときは正常な判断力もないので食事に気を遣う余裕がなくジャンクフードばかりで急性膵炎になりました。その後、正規雇用になって生活が落ち着きました。今の最低賃金では経済的にも精神的にも余裕はありません。正規の職に就いてまともな給与がもらえて、ようやく生活が落ちつきます。最賃を少なくとも1500円に上げることは意味のある効果のあることです」と力強く訴えたことを報告しました。
同日、中央最低審議会から出された引き上げ目安は従来の引き上げ幅は、さらに地域間格差を広げ納得出来ないものになっています。全国一律最賃制度の確立と大幅な引き上げに向けて奮闘してきましょう。
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