2014年春闘がヤマ場となる2月を目前に、1月30日2014北区春闘共闘委員会の結成総会を開催しました。「アベノミクスはどこ吹く風」との感がある中で、大企業を中心に内部留保が大幅に増え、曲がりなりにも政府が財界団体に「賃上げ」を促す申し入れをするなど、「賃上げを迫るのは、今でしょ！」、「組織の強化拡大を図るのも今でしょ！」の意気で熱気に溢れた総会になりました。 田中共闘委員会代表委員からは、暴走する安倍内閣の危険性に留意しながら、憲法問題と同時に労働法制問題や大幅賃上げなどで春闘での奮闘を訴える主催者挨拶がありました。　　 来賓で参加を頂いた槙野新大阪労連・大阪市地区協議会議長からは、三つ折りパンフを使って地域労連の特徴などを解りやすく説明、組織の強化拡大が熱く語られました。恒例のミニ学習会では、大阪労連の続副議長からビクトリーマップを簡潔に説明頂きました。なにせあのビクトリーマップを、恒例の「おでん」のいい香りが漂う中で、それも30分と言う時間制限でお願いするのですから、初めから・・・・。皆さん講演をとっかかりにしっかり学習して、要求に確信を持って春闘を闘おう！という事になりました。最後に、北区春闘共闘委員会事務局長から今年度の春闘共闘委員会方針の提案がされ満場一致で採択されました。 北区労連に所属する地域労組「はらから」が取り組む、中津学園安東さんの不当逮捕と裁判闘争に対する支援を安東さん本人が、特に署名のお願いと支援コンサート「あん❤らぶコンサート」成功の為の参加の訴えがありました。安東さんの、あってはならない不当な裁判に立ち上がり無罪の確信に満ちた堂々とした訴えに、参加者全員が大きな支援と激励の拍手で応えました。 春闘恒例の取り組みを確認し、春闘共闘委員会代表幹事さんの団結ガンバロウで締めくくり、北区の春闘がスタートしました。 （北区労連より寄稿）