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2014年02月13日

教育への「政治的な介入・不当な支配」はやめて!

IMGP4103

 2月5日(水)、子どもと教育・文化を守る大阪府民会議(教育府民会議)が大阪府教育員会への「教育への『政治的な介入・不当な支配』に反対する要請署名」を提出しました。 これは、昨年9月4日に大阪府教育員会が卒業式等で「国歌斉唱」に際して、教職員が「起立」「斉唱」をしているかチェックすることを求める通知を出す。文科省の検定に合格した教科書を教育委員会が「記述が一面的」と決め付け「条件付き採用」とするなど問題が起きています。こうした事態の背景に教育への政治介入を狙う大阪維新の会の圧力があることが指摘されました。その下で、「政治的な介入・不当な支配」はやめてと、大阪労連も参加する「教育府民会議」が取り組んだ署名です。 提出の場で、「子どもたちの巣立ちを祝う卒業式で、子どもの顔より教職員の顔をうかがうとは何事か!許せない」「卒業式・入学式は教育の重要な場であり、子どもが主人公。式が台無しになる」「高校教科書の採択に、府教委や大阪維新の府会議員が介入したことは、教育の自主性や学問の自由を侵す行為。通知は撤回せよ」など、各団体から熱い思いが語られました。