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2020年07月06日

関西電力株主総会「会場前宣伝行動」

関電株主総会前宣伝②6月25日(木)、大阪南港において関西電力の株主総会が行われました。 株主総会の会場前宣伝行動として、大阪労連は全労連近畿ブロックとして、京都・兵庫・奈良・和歌山の仲間と共にマイクでの訴えとスタンディングアピールを行いました。「原発ゼロの会・大阪」も行動を共にしました。 巨額の金品受領問題など、不祥事が相次ぐ関西電力の株主総会には、320人余りの株主が出席。取締役の過半数を社外の人材とする新たな経営陣が承認される一方、「関西電力は表と裏で全く違うことをしている」とか「黒字になったとたんに電気料金を値下げすることなく、真っ先に自分たちの報酬を補填した。恥ずかしくないのか」など、株主からは厳しい批判が相次ぎました。 森本孝社長の再任など13人を取締役に選任する議案や、取締役13人のうち過半数の8人を社外の人材、経営のチェック機能を高めるため社外取締役を中心に人事や報酬などを決める「指名委員会等設置会社」に移行する議案など会社側の議案は賛成多数で可決された一方で、株主側からの、工事発注のプロセスが不透明だったことが金品受領問題につながったとして入札の透明性を確保し、不正を防止する措置を講じることを求める議案や、相談役や顧問、嘱託の役職を廃止することを求める議案のほか、筆頭株主である大阪市は、信頼を回復するため経営に関する情報を原則すべて開示することや、今後、取締役退任後に嘱託についた場合の報酬額を個別に開示するよう、定款を変更することなどの株主側の提案については、すべて否決されました。

関電株主総会前宣伝➀