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2014年01月22日

2014春闘 たたかいとろう!大幅賃上げ   =1・16怒りの労働者総行動=

 経団連の経労委報告が出された翌日の1月16日(木)に、大阪春闘共闘と大阪労連は2014年春闘の勝利に向け「1・16怒りの総行動」を大阪府下各地でとりくみました。

府庁前宣伝 大阪市内では、淀屋橋・なんば・天王寺など4か所で早朝宣伝を行い、「今年の春闘はベースアップにこだわり、賃金上げ・労働条件の改善で、デフレ不況を打開していこう」「大企業の社会的責任を果たさせ、賃金、下請け単価などの引き上げをすすめていこう」「消費税の引き上げにストップの声をあげていこう」などと、働く仲間に呼びかけました。

 国労会館での意思統一集会の後、18団体への要請行動と街頭宣伝のグループに分かれ行動開始。
 UFJ銀行要請関西経済連合会や関西経済同友会など経営者団体、人事院近畿事務局など行政機関への要請行動では、「デフレ不況を克服するために労働者の賃上げは欠かせない。役割を発揮すべき」と、追及。関経連は、「ベアや賃上げは個別企業の判断」としつつも「経済の好循環のためには賃上げは必要」と発言するなど、この間の私たちの運動は大きく広がりつつあります。

宣伝行動 街頭宣伝では「賃上げで生活改善」「ブラック企業根絶」のノボリと「商売繁盛」の大うちわを掲げ、「14春闘で誰でも時間給120円、月額16000円の賃上げを勝ち取ろう!」「雇用・くらし破壊の安倍暴走政治を許すな!」「憲法を守り、暮らしに活かしていこう」と訴えながら午前中は大阪駅周辺、午後は天満橋周辺を練り歩きました。

 行動の最後に、大阪府の地域経済に大きな影響を持つ、府人勧の値切りを許さず、府職員や教職員の賃金の是正を求め、府知事への個人請願行動が行われ、172筆を提出。並行して府庁南側での宣伝行動にも取り組みました。

 また今回は、3月に行われる3・13大阪総行動を重税反対統一行動と共に府下3万人規模での成功をめざし、友誼団体への共同の申し入れ行動にもとりくみ、賛意と大きな期待が寄せられています。
 賃上げ・ベースアップと雇用の安定、中小企業支援でデフレ不況脱却を、の要求を高く掲げ、2014年春闘をたたかいぬきましょう。