6月20日、京橋で最賃引き上げアピール宣伝を行い、24名が参加し、ビラを700枚配布し、署名33筆を集めました。
　今回も多くの対話があり、「今、彼氏と一緒に暮らしているので家賃も払えるが、ひとりではやっていけない、このままでは結婚もできない。」「自分は中小企業を経営しているが、時給860円を払うのが精一杯、これ以上最賃が上がったらやっていけない。」という中小企業の厳しい状況を話してくれました。スーパーで惣菜作りをしているという女性に時給を尋ねると、858円でした。「858円は、大阪府の最低賃金なんですよ。」というと「858円は最低賃金だったんですか、もっと上がってほしいです、頑張ってください。」という反応でした。また、「大阪の最賃は900円はあるの？」という方もいて、「まだ858円なんです。」とい答えると、「それは大変や。」と署名をしてくれました。
　中小企業の経営者と労働者の足の引っ張り合いではなく、『中小企業支援を拡充して、最低賃金を引き上げよう』の声を大きくしていくことが求められています。
　6・17中央行動　第2次最賃デーでは、「最低賃金いますぐ1000円以上、開かれた審議会運営を！」厚生労働省前座り込み行動・要求行動とともに、最賃厚労省交渉が行われました。　　（最低賃金闘争ニュースより）