大阪都構想の協定書が、３月13日の大阪市議会、３月17日大阪府議会で、それぞれ大阪維新の会、公明党の賛成多数で可決しました。それに伴い、住民投票が４月27日告示、５月17日投票で行われる予定です。

 「明るい会」と「よくする会」が共催して19日に、「大阪市なくなる！くらしこわれる！『都構想』ストップ！維新政治ノー！大阪府民集会」を開催しました。エルおおさかは満杯で熱気ある集会となりました。

今回の集会の特徴は、「都構想」に反対の一点で様々な団体がアピールしました。「府民のちから2015」や住吉市民病院廃止反対で決議を上げた住之江区医師会会長、競争教育で反対する元大阪府小学校校長会会長、「あかんカジノ女性アピール」呼びかけ人、東京都の実態について、東京自治体労働組合総連合書記長、日本共産党市会議員がエールの交換をしました。講演に立った冨田関西学院教授は、「橋下・維新と安倍政権の改憲タックに大きな打撃を与える住民投票で勝利し、維新政治にとどめを刺そう」との呼び掛けに、会場は万雷の拍手でこたえました。

大阪維新の会は、３月18日付けの各新聞に「府と市がひとつになって大阪はこんなに変わる」のビラを折り込みました。市議会選挙でウソとペテンを弄し、票をかすめ取ろうとしている維新議員に対し、草の根からの反撃を攻勢的にすすめていきましょう。大阪維新の会の中央区選出議員が、都構想反対を表明し、反対票を投じ、維新の会を離党しました。維新の会が一枚岩となっていない現れです。（大阪春闘共闘ニュースより）