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2014年11月04日

「非正規のたたかいは、人権を守るたたかい」第4回非正規労働者部会総会 開催

DSCF724810月24日、大阪労連非正規労働者部会は、第4回総会を開催し16組織から38名が
参加しました。開会挨拶では、大阪労連川辺議長より、「非正規は拡大の一途であるが、経
団連は減らすと言っていない。今以上に労働者にしわよせがいくのが安倍政権のねらいであり、人権が踏みにじられている。非正規のたたかいは、人権を守るたたかい、憲法を守る運動をすすめていこう。」訴えました。
第一部の学習会では、アベノミクスの「あべこべ雇用改革」~労働法制の規制緩和に対して~というタイトルで、中村和雄弁護士を講師に、安倍雇用改革のねらいとこれからのたたかいについて学びました。「安倍政権は、柔軟な労働市場といいながら、規制緩和を行い、非正規労働者をさらに増やす政策を進めようとしているが、転職率も高いデンマークをみると、失業しても安心な社会保障制度が充実していて、日本の貧弱な社会保障制度では成り立たない。社会保障の充実と非正規労働者の労働条件改善をセットでたたかっていくことが求められている。」と話されました。