第93回大阪メーデーは、3年ぶりに扇町公園で開催し、1200人が参加しました。同時にオンライン配信も行いました。また、府内でも12カ所で地域メーデー集会が開催され、宣伝・宣伝カー運行・前夜祭を含め1800人以上が参加しました。
菅義人実行委員長(大阪労連議長)は、病床削減を進めるなど、コロナ対策よりカジノ誘致を優先する維新政治を批判した上で「世論と運動を広げカジノ誘致をきっぱり撤回させよう。『ロシアは侵略やめろ』の声を上げていくと同時に、便乗した改憲策動を阻止しよう。働くものの団結で8時間働けば人間らしく暮らせる社会の実現をめざそう」と力強く呼びかけました。
決意表明では、カジノに反対する大阪連絡会事務局次長の荒田功さんから「住民の命よりカジノを最優先することは許さない、参議院選挙でカジノストップの審判を」、福祉保育労大阪地本書記長の寺田将士さんから「誰もが笑顔で利用できる福祉を求めよう。いのちが大切にされる社会保障の実現を」と訴えがありました。その後、メーデースローガン・メーデー宣言を全体で確認しました。
集会終了後には、「憲法いかし、守ろう平和」「カジノよりいのち」を記載したうちわを掲げて、サイレントデモを行い沿道の方にアピールしました。
2022年05月10日