7月17日、大阪労連と大阪安全センターの共催で労働安全衛生学習会が国労会館で開催されました。講師のの丹野弘さん(全労働省労働組合)は「感染症対応として使用者主導で広がっているテレワークについて、労働者が精神的に孤立する問題などが見られる。さまざまな課題でもルール化が必要だ」と指摘しました。交流では「コロナや災害対応など全く人が足りていない」「新たな日常というが詰め込み授業と40人学級で過密状態は以前以上」「検査も受けられず、物資不足で命の危険を感じながら働いている」「仕事がなくなったバス、食品配送で休みなしのトラック」「一時帰休が出ている」など、リアルな実態が出されました。参加者からは、「労働安全衛生委員会を定期的に開くように要求していきたい」などの感想が出され、有意義な学習会となりました。
2020年07月29日