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2018年06月15日

弾圧社会を許さず、街頭宣伝の自由を守っていこう!

  6月5日に、大阪国労会館で街頭宣伝の自由確立をめざす大阪各界懇談会(大阪街宣懇)が、第6回総会を開催しました。

  総会では、杉島幸生弁護士を講師に「『安倍9条改憲』と国民投票」とのテーマで学習会を行いました。杉島弁護士は、3000万人署名をはじめ憲法改正発議をさせない運動がやはり重要と強調し、「憲法改悪阻止運動に対して、権力側からの弾圧が予想される。不当な権力介入を阻止して自由な運動を確保するためにも、街宣懇の役割は非常に大きい。国民投票運動で何ができるのかについて、街宣懇が広く知らせる役割を担っている。」と街宣懇への期待が語られました。

 

「ビラ配布禁止」看板撤去が相次ぐ!!

  駅前などでよく見られる「この場所で許可なく、宣伝活動、ビラ・チラシの配布等の行為を禁止します」などといった看板や掲示。自由法曹団神奈川支部では、神奈川県内のこのようないくつかの看板について、管理者に対して法的根拠を尋ねたところ、管理者が、看板を撤去するか、ビラ配布や署名活動を禁じると書かれた看板や掲示部分を隠すなどの対応が相次いでいるとのことです。これに対して神奈川県内の自治体の担当者は、「(ビラ配布禁止の)明確な根拠はなかった」とも話しているとのことです。総会参加者からも「大阪府内の駅にも同じような看板があり、それが干渉の根拠になっている。大阪でも取り組みが必要ではないか」との問題提起がありました。

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