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2016年04月20日

最賃引上げグローバルアクション!

大阪労連104月15日(金)は世界40ヶ国、300都市で最賃引上げのため「グローバルアクション」行動が取り組まれました。グローバルアクションは、アメリカのハンバーガーショップなどファストフード業界で働く労働者が時給15ドル(約1,500円)を求めてたたかったことから始まっています。今ではカリフォルニア州やニューヨーク州など多くの州で最賃を時給15ドルとする法律ができるまでに至っています。
全労連・大阪労連もこれに呼応して、大阪府下の各地域でも駅頭や若者の集まる繁華街で宣伝・デモが行われ、「普通に働いて、普通に暮らしていけるように最低賃金いますぐ時給1,000円にしよう!1,500円をめざしていこう!」と元気に訴えました。
自治労連大阪自治労連ではお昼休みの時間を使ってセブンイレブン前で宣伝行動!「何してんの?」と声をかけてくれる人、横断幕やプラカードを読んだり、携帯電話で写真を撮る人など、通行する方々の興味を引き付けました。
府職労15大阪府職員労働組合では、なんば髙島屋前から若者がつどうアメリカ村三角公園に向けて宣伝をしながら練り歩き。
『最賃引上げで景気回復!』のケーキの着ぐるみや、ファストフード労働者の賃金引き上げを訴えるハンバーガーの帽子、最賃1,500円を求めるピンクのバルーンなど、目立つ宣伝を行いました。天気も良く、穏やかな雰囲気で宣伝を行ったので、自分からビラを受け取りに来る人など通常とは違う反応がありました。
 豊能地区協2豊能地区協議会は18時~19時までの1時間、豊中駅で宣伝行動を行いました。ポケットティッシュはなくビラのみの配布だったので受け取りは普段より少なかったものの、150枚を配り、署名行動も行いました。通行人からは「最低賃金の引き上げも良いけど、年金も上げてほしい」という声があり、年金者組合があることをお話しすると「入る」と言ってくれました。

大阪労連では18時~19時までなんば高島屋前で署名宣伝行動を行いました。29名が参加し、チラシ付きのポケットティッシュを1,000枚配布。机を出して最賃署名の協力をお願いし、36筆が集まりました。ゴールドの1,500バルーンとプラスターを使い、目立つ宣伝だったので、「最賃引上げ、してほしいわ」など言いながら通り過ぎる方もいました。
対話の中では高校生の2人組が「いま850円で働いています。会社に言うたら上げてくれるんかな~?」という方も。「大阪府の最賃は858円。最低賃金法違反ですよ。しっかり要求して、払わなかったら労働基準監督署に申告して!」と伝えました。また、署名に応じてくれた女性は「取られるばっかりで入ってくるものがない。本当に生活が厳しい」と話しました。訴えを聞いていてくれた男性からは、「建設業界で働いている。下請け単価がどんどん下げられて、本当に低くなっている。特に大阪は『安ければ安いほどいい』というような感覚で、下限設定を決めている条例などもないから叩きたいだけ叩く」と話しながら署名をしてくれました。
最低賃金の早急な大幅引き上げに加えて、下請け叩きをやめさせる条例も必要です。大阪労連は今年の春闘方針で「社会的賃金闘争」として最賃引上げと公契約条例制定の運動を柱としています。5月12日には国労会館大会議室で18時半から「公契約を学ぶ」学習会を開催します。ぜひご参加ください!
 DSC_23904月11日(月)12:30~ 京橋駅で最賃引上げアピール宣伝を行いました。昼休みで人通りが多く、ビラ付ティッシュ800枚を配布し、署名は54筆が集まりました。ビラを受け取ったり、署名してくれる人の反応は良く、『最低賃金』という言葉が浸透しているのを感じます。働くものの切実な要求を持って、大阪府最低賃金の大幅引き上げを求めていきましょう!(大阪労連最低賃金闘争ニュースより)