7月11日、国労大阪会館で大阪労連2020組織集会を開催しました。学習会の講師として、おおさか労働相談センター事務局次長の宮崎徹さんより「コロナ禍をのり越え、組織の強化・拡大を実現しよう!」というタイトルでお話しいただきました。 前半はこの間の労働相談の実態と特徴、コロナ問題では、「当初は制度や安全対策、休業補償等の相談が多かったのに対して、現在は解雇の相談が増えつつある】とのお話でした。後半は、労働組合として会社とどのように対峙していくかという内容で、「会社の経営状態を把握し、一方的な労働条件引き下げや解雇・退職勧奨には応じない、労働条件の変更は必ず労使合意の上で行う」など。そして最後に「拡大に特効薬はない、地道な活動の継続こそが大切である」とまとめられました。 河野組織局長の基調報告では、「コロナ禍の下でも工夫してとりくんだ組織で加入につながっている、職場の中で日常活動を強め、信頼関係をつくる中で加入を訴えよう」と提起がありました。 大教組・北川副委員長、医労連・代喜副委員長、福保労・寺田事務局次長からの特別報告では、各職場がコロナで大きな影響を受けながらもていねいに相談活動にとりくむ中で要求が実現し、拡大がすすんだ様子が報告されました。
2020年07月29日