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2018年05月07日

歴史に学び・歴史をつくる「第16回役員セミナー」を開催しました!

役員セミナーゴールデンウィークの始めに当たる、4月28日(土)~29日(日)、神戸ホテル・フルーツフラワーに於いて「第16回役員セミナー」を95人の参加で大成功しました。 今回のテーマは、講師の長久 啓太さん(岡山県学習協・事務局長)より「生活のゆとりと労働組合」~仕事・生活の時間、そして私の時間~として、ご講演いただきました。「日本人は働きすぎで、それが当たり前になっている」「人間らしく生きるためには“ゆとり”ある生活、自分の時間を大切にしないといけない。そのためには、自分の大切な時間を使って、自分の大切なものを勝ち取らないといけない」、「フランスでは1年以内に1週間の旅行ができていないと『貧困層』に値する」などなど、刺激的なお話しをしていただきました。 講議を受けて、5つの班に分かれての分散会を行い議論を深めました。「有給休暇がとれているか」、「人員不足で長時間過密労働になっている」こと、「ゆとりある時間には、ゆとりあるお金も必要である」、などが職種の違いなどを超えて話し合われました。 夕食交流会のバーベキューでも同じ班ごとにテーブル設定し、お酒も入って交流を更に深めました。また、懇親会の会場にも多くの参加者が集いました。 2日目は、少しお酒を飲みすぎた感じの方も見受けられましたが、9時より長久さんからの補講を受けて、時間の「分」などの概念は時計が出現してからのことであり、極めて近代的であることや、太陽とともに働く農民スタイルの変更を強いて、「時間通りに出勤させること」が資本主義の発展と共にすすんだことなど、興味深いお話を資料に基づいて話されました。 最後は1班から5班までの各代表者が「感想」を発表し、それぞれの意見や決意が述べられました。 あっという間の2日間でしたが、多くの参加者で交流も深まり非常に意義のある「役員セミナー」になりました。ゴールデンウィークの始めに当たる非常に大切な時間を使っての参加だと思いましたが、今回習った通り、非常に大切なものを得られた時間になったのではないかと思います。