６月28日（水）、関西電力株主総会が神戸ワールド記念ホールで開催されました。全労連近畿ブロックと原発ゼロの会・大阪は総会へ出席する株主に「今すぐ自然エネルギー推進への政策転換を！　なくせ原発！再稼働反対！」を訴え、チラシを手渡しました。
　『このまま原発依存の経営を続けていて成り立つのか』という株主からの発言・要求に対し、関西電力は今年も「国のエネルギー基本政策に基づいて、原子力発電を重要なベースロード電源と位置づけており、規制委員会の審査に基づいて再稼働を進めていく」という姿勢を一貫して崩していません。経営側の方針と株主の要求には相当な乖離があります。
　株主総会では２年連続で最終黒字を確保したことを受けて、５年ぶりに１株あたり２５円の配当を復活させる議案が可決された一方、脱原発や社長の解任などを求める２２の株主提案は全て否決されました。