大阪労連は、2月26日(金)18:45から中之島公園女神像前で非正規労働者の処遇改善と最賃1,000円以上を実現する集会&パレードを行い300名が参加しました。参加者は“光り物”を身に付け、賑やかで明るいパレードになりました。
集会では、大阪労連非正規労働者部会から「昨年、最賃が858円になって19万人の賃金が上がった。最賃が1000円になればもっと多くのひとの賃金が上がる。安倍さんの政治は私たちの声に応えない。安倍政治を変えようとの声が国民に広がっている。3月になったら雇止めされるかビクビクする状況をみんなで変えていこう。」と呼びかけました。
各職場からの決意表明では、自治労連から「自治体で働く非正規は病気をしても、有給かもしくは欠勤で休むしかない。せめて病気の時には、有給の病休で休みたい。大阪の中でも自治体が違うと同じ職種でも時給が違うのはおかしい。安心して働ける職場を作って行く為にがんばっていきましょう。」と訴え、生協労連から「病気になっても病院にいくことができない。春闘ではすべての労働者の時給1000円未満をなくしていきたい。人として生活できる賃金、個人の尊厳を守るために賃上げをしていくため、なかまと一緒に頑張って行く。」と発言しました。
また、郵政ユニオンからは「郵政には20万人非正規がいる。20条裁判では正規と非正規の格差是正をもとめたたかっている。マイナンバーの配達は、多くは非正規の力で配った。なのに、手当は非正規には渡さない、こんなことは許されない。安倍政権が同一労働同一賃金と言い出した。均等処遇に向けて頑張っていきたい。」と発言がありました。
西梅田公園までのパレードでは、「最低賃金を1,000円以上にしよう!」「非正規やからって差別するのやめてんか~!」など元気にシュプレヒコール。沿道からも「最賃1,000円やって欲しいなあ」などの声が聞かれました。
2016年03月03日