6月14日、2025年春闘のたたかいを語り合い交流することを目的に交流集会を開催し、44人が参加しました。
開会挨拶で、福岡代表委員は、「25春闘は異常な物価高騰のもと、『物価高騰に負けない大幅賃上げを』という世論がひろがるもとでのたたかいとなりました。皆さんの奮闘により今年も全体としては昨年と同様に大幅な賃上げを勝ち取ることができました。しかし、初任給や若年層の賃上げが一定すすむ一方、40歳代以降の中高年齢層の賃金は頭打ちとなり、正規雇用と非正規雇用の間で賃上げに格差が生じるなど、課題も明らかとなりました。また業種ごとに賃上げの格差があり、ケアワーカーが置き去りにされています。今年の春闘のたたかいを、組織の拡大・強化の視点も含めて振り返り、これからの活動に活かしていきましょう。」と訴えました。嘉満事務局長からは、25春闘の全国的な到達状況や大阪でのたたかいが報告され、「生活改善できる賃金引き上げを求め粘り強いたたかいが展開されました。多くの職場が人材不足の課題をかかえている中で、健全に職場を運営していくためにも人材が確保できる賃金、働き続けられる職場が切実となっています。2025春闘のたたかいを交流し、夏季闘争、最低賃金・公務員賃金引き上げのたたかいや2026春闘につなげていこう」と強調されました。
2025年06月15日