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2025年05月23日

「原発ゼロの会・おおさか」第11回総会が開催されました

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「原発ゼロの会・おおさか」(原発をなくし自然エネルギーを推進する大阪連絡会)が5月22日に第11回総会を大阪民医連会議室で開催しました。菅義人代表委員の開会あいさつのあと、活動の報告と方針を提案した庄司修事務局長は、「石破政権は今年の2月に第7次エネルギー基本計画を閣議決定しました。原発について、これまでの『可能な限り原発依存を低減する』から『最大限活用』を打ち出した。地震大国日本で、原発を動かしてはいけないことは明らかです。石破政権は原発回帰、原発の積極的活用へ大転換をすすめています。原発はひとたび過酷な事故をおこすと、暮らしと生活に及ぼす影響ははかり知れません。原発ゼロの会・おおさかは、石破政権の原発最大限活用を許さず、福島原発事故被災者や関西電力の原発立地となっている福井県嶺南地域にも連帯しながら、大阪での原発をなくし、自然エネルギーを推進する運動を積極的に発展させるために全力をつくす」と強調しました。
そのうえで、2025年度の活動方針として、①原発の積極的活用を許さない立場で、署名・宣伝活動を行う、②毎月11日の「イレブンアクション宣伝」を継続し、多くの地域で積極的にとりくみことを呼びかける、③原発をなくす政策、自然エネルギーの普及を国に働きかける。➃福島原発事故を風化させない活動として「3・11メモリアル行動」を運動の節目として、広範な市民の学習、活動交友の機会としてとらえとりくむ、⑤参議院選挙に向け各政党の原発政策・公約を明らかにさせる、などを提起しました。
討論では、「福島原発事故避難者の裁判支援にとりくんでいる」「毎月11日のイレブンアクションでは駅頭や商店街で署名、宣伝をしている」などの発言があり、各地で粘り強く取り組まれている活動を交流しました。