10月29日(土)、大阪社会福祉指導センターにて「2016年国連軍縮週間のつどい」が開催され、部屋いっぱいの82名が参加しました。大阪原水協の岩田理事長より開会挨拶があり、第1部はトークセッションとして、被爆者、被爆2世、高校教諭、小学候教諭、高校生らが登壇して「ヒバクシャの体験をどう引き継ぐか、ヒバクシャ国際署名の成功を」をテーマに話し合われました。
第2部では、冨田宏冶氏(関西学院大教授・原水爆禁止世界大会国際会議宣言起草委員長)より、「どーなる?どーする?「核兵器なき世界」への道』と題して講演いただき、「核兵器禁止条約について交渉する国際会議を2017年に開催すること」を求める決議案が、賛成123ヶ国、反対38ヶ国、棄権16ヶ国で採択され、いよいよ核兵器禁止条約が来年の3月27日~31日、6月15日~7月7日で話し合われ12月の総会で国連総会決議に示されることになることが報告されました。しかしながら、核の傘に依存する日本政府は、あろうことか、この決議に「反対」したことに被爆国としてあるまじき行為として断罪、痛烈に批判しました。
世界は核兵器廃絶に向けて動き出しました、今こそ「ヒバクシャ国際署名」を1筆でも多く集め、「核兵器のない世界」実現に向けて頑張りましょう。